ボランティアは出会いがあるのか
街コンや婚活パーティーよりも、ボランティアは恋人を見つけやすいともいわれています。実際にはどうなのでしょうか。
■活動中に知り合って、恋人になった人は多い
ボランティアで出会った相手と、おつきあいを始めるようになったという男女は、意外に多いものです。
もちろん恋人探しを目的で始めるわけではないのですが、何度も顔を合わせているうちに、いつのまにか仲良くなり、お付き合いがスタートしたという話をよく聞きます。
さまざまな活動に、若い男女から年配の人まで多彩な人たちが参加しています。どの人も社会に貢献したい、誰かの役に立ちたいと考えていますから、前向きで行動力のある人が多く、コミュニケーション能力にも優れています。
またみんなが同じ目的と問題意識をもっているため、活動に参加した人同士が仲良くなりやすい、アットホームな雰囲気があります。
グループで活動を行ったあとは、みんなで食事に行くこともありますし、年末年始には忘年会や新年会が行われることもあります。
ボランティアで恋人を探すなら、一人で行うものではなく、グループで参加するものを選びましょう。
■出会い目的先行の活動はNG
いくら出会いを求めてといっても、活動そのものに興味がないのに、参加するのは禁物です。
みんな真面目な気持ちで参加していますし、助けを必要としている人は、誰もが深刻な状況に立たされており、切実に支援を求めています。生半可な気持ちでの参加は、関係者全員が迷惑をします。
まずはその活動自体に興味が持てるかどうかが、選択基準となります。
介護、医療、子ども、福祉、被災者支援、環境、人権問題、動物保護など多岐にわたる分野で支援が求められています。
興味のある分野を選び、どのような活動が行われているのか調べてみましょう。
■注意点
ボランティアは無償でお手伝いを行うものです。報酬はありませんし、交通費や食費も基本的には自費で支払うことになります。出会い目的のチャラチャラした気持ちでは長続きしません。
特に社会人の場合、ふだんは忙しく働いて、余った時間で活動することになります。本業に支障を来さないよう十分に注意してください。
自分ができないことは、安請け合いしないことも大切です。
体が疲れているのに、あれもこれも仕事を引き受けて、その結果体調を崩したり、頼まれた仕事ができなかったりすると、かえって迷惑をかけます。
できないことははっきりと相手に伝え、自分のペースで活動しましょう。
誠実に活動していれば、あなたの良さを理解してくれるパートナーが見つかるはずです。